企業・地域連携
高度成長期に工業地帯で整備された大規模なグリーンベルト。当時は苗木主体であった緑地も現在は大きな森となり、生きものがすむ、地域の生態系の拠点となっているところもあります。愛知県知多市の臨海工業地帯の企業群では、それぞれの企業が所有するグリーンベルトの林を生きものが行き来できるエコロジカルネットワークとして一体的にとらえ、企業、学生、大学、NPO、自治体が協働して様々な取組みを行っています。愛知県は、2012年にインドで開催された生物多様性条約第11回締約国会議(COP11)の場で、この取組みを大きく紹介しました。エコアセットでは多様な主体が連携する仕組みの構築を支援するとともに、個別企業の生物多様性コンサルティングを実施しています。

